屁圧式ジャッキ

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トラックのタイヤが穴にはまってしまった。ここは砂漠を横切る荒野の道だ。こんなところで立ち往生してしまっては、誰も通らないし電波も来ない。助けは望めそうにない。このトラックがロールスロイス製ならどこからともなく整備士がやってきて何とかしてくれるのだろうが、あいにくこれは中古の安物だ。自分だけなら車を捨てて歩けばよいが、トラックには医療物資が乗っていて、これを待っている病気の子供たちがいる。彼らの命にかかわることだ。

 しかし、助けがこないことには近くの町まで歩いて助けを呼ぶしかないのか。時間がかかるがそれしか方法がないのか、とあきらめかけたその時。鳥か?飛行機か?と思ったものは全裸の人だった。「タイヤがはまってしまったのか」全裸の人はフレンドリーに話した。「じゃあ、運転席でアクセルを踏んでくれるか?」言われたとおりにした。その全裸は屁をふかしてその風圧でトラックを持ち上げた。そのタイミングでアクセルを踏み、トラックのタイヤは穴から抜けることができた。

 お礼を言おうと、車を降りるとすでに屁で飛んでいった後だった。 信じられるか?屁で飛んできたやつがトラックを屁で持ち上げて、屁で飛んで帰ったんだぜ。


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アムロに屁圧があればララアがジオン軍と知ることはなかったのでしょうか。







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